「インスタの制限がいつから始まるのか、そして何が変わるのか気になる」「親はDMの内容が見れるの?」
このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回のインスタの制限は、インターネット上の不適切と思われるコンテンツや不審な人物とのやりとりを防ぐために設けられ、特に16歳未満の利用者に対する制限が強化されています。
このような制限は、ユーザーが安心してインスタグラムを利用できる環境を整えるために導入されるものです。
この記事では、インスタの新しい制限について、その開始時期や具体的な変更点を詳しく解説します。
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- インスタ制限の開始時期と変更内容
- 親にDMが見られるかどうか
- 16歳~18歳の制限内容
それでは詳しく見ていきましょう。
インスタ制限はいつからで何が変わる?
インスタ制限はいつから?
インスタ制限は、いつから始まるのでしょうか。
新しい制限は、既にアカウントを持っている場合、日本では2025年1月から導入される予定です(アメリカやイギリスでは11月頃)。
新規アカウントを作成する場合は、既に制限されたティーンアカウントが適用となります。
インスタ制限は何が変わる?
インスタ制限で何が変わるのでしょうか。
主に変わるのは、以下の7点です。
- アカウントが非公開になる
- DMが制限される
- 不適切なコンテンツが制限される
- 知らない人とやりとりが制限される
- 長時間利用防止機能
- スリープモードの導入
- 設定変更が保護者の許可制に
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①アカウントが非公開になる
16歳未満のユーザーは自動的に非公開アカウントになります。
これにより、フォロワーとして許可されていない人がそのユーザーの投稿やストーリーを見ることができなくなります。
未成年者のプライバシーが守られ、不特定多数の人との接触を防ぐ効果があります。
②DMが制限される
知らない人からのDM(ダイレクトメッセージ)を受け取ることができないようになります。
これにより、ユーザーが不審な人物やスパムアカウントからの連絡を防ぐことができます。
また、既にフォローしている相手でも、未成年にとって不適切と判断されるコンテンツは送信できない仕組みが追加されています。
③不適切なコンテンツが制限される
16歳未満のユーザーが暴力的、性的、美容整形のほか不適切なコンテンツにアクセスできないようなフィルターが導入されます。
これにより、未成年が精神的に悪影響を受けるリスクが軽減されます。
④知らない人とやりとりが制限される
インスタ上で知らないユーザーとのやり取りを制限する機能が強化されます。
フォロー外の人からのメッセージは受け取れないだけでなく、フォローリクエストも厳格に管理されます。
この機能により、望まない接触や迷惑なメッセージを防ぐことができます。
⑤長時間利用防止機能
一定の時間以上インスタを使用しているとリマインダーが表示され、長時間利用を避けるよう促す機能が追加されます。
これにより、スマートフォン依存を防ぐことが目的とされています。
⑥スリープモードの導入
特定の時間帯になるとインスタを自動的にオフにする「スリープモード」も導入されます。
これにより、夜間や勉強時間など、集中が必要な時間帯にインスタの利用を制限することができます。
⑦設定変更が保護者の許可制に
インスタの設定を変更する際、保護者や管理者の許可が必要となるように設定することが可能です。
これにより、未成年のユーザーが勝手に制限を解除することができなくなり、安全性が確保されます。
インスタ制限で親にDM見られる?
インスタ制限で親にDM見られるようになるのでしょうか。
保護者は、子どもが過去7日間にどの相手とメッセージをやり取りしていたかを確認することができます。
しかし、DMの内容自体を読むことはできません。
プライバシーは保たれていますが、子どもが「誰とDMのやりとりをしているか」はしっかりと監視できるようになっています。
この機能により、子どもが不審な人物や危険な相手とコミュニケーションを取っていないかをチェックすることができ、オンラインでの安全性を高める役割を果たします。
インスタは、未成年者の安全性を強化するため、ペアレンタルコントロール機能を導入し、親が子どもの活動を一定の範囲内で監視できるようになります。
ただし、プライバシーを完全に侵害する形ではなく、必要最低限の監視機能を提供しています。
また、保護者が設定したペアレンタルコントロールを解除するためには、保護者の許可が必要になるため、子どもが勝手に設定を変更することはできません。
インスタ制限で16歳以上18歳未満はどうなる?
インスタ制限で16歳以上18歳未満はどうなるのでしょうか。
インスタでは、16歳以上18歳未満のユーザーに対しても特定の制限が設けらます。
制限には、以下のようなものがあります。
- アカウントの公開設定
- 不適切なコンテンツのフィルタリング
- DMの制限
- ペアレンタルコントロールの利用
この年齢層は、16歳未満と比べるとある程度自由にインスタグラムを利用できるものの、安全性を確保するためにいくつかの機能が制限されています。
それではそれぞれを詳しく見ていきましょう。
①アカウントの公開設定
16歳以上18歳未満のユーザーのアカウントは、自動的に公開設定にはなりません。
ただし、アカウント作成時や後から公開設定に変更することは本人の判断で可能です。
インスタはこの年齢層に対しても、プライバシー保護のため、最初は非公開アカウントにすることを推奨しています。
②不適切なコンテンツのフィルタリング
18歳未満のユーザーは、暴力的なコンテンツや性的なコンテンツなど、年齢にふさわしくないコンテンツのフィルタリングが強化されています。
このフィルタリングにより、タイムラインや検索結果において、不適切なコンテンツが表示されにくくなっています。
③DMの制限
16歳以上でも、知らない人からのDM(ダイレクトメッセージ)を受け取ることができない場合があります。
特に、相手が18歳以上である場合には、メッセージのやりとりが制限されることがあります。これは、年齢に応じた安全なやりとりを確保するための措置です。
④ペアレンタルコントロールの利用
16歳以上18歳未満のユーザーでも、保護者によってペアレンタルコントロール機能を利用することができます。
この機能により、保護者がアカウントの利用時間ややりとりしている相手を監視することが可能です。
これにより、子どもがトラブルに巻き込まれないよう、保護者が適切に管理できる環境が整っています。
16歳以上18歳未満のユーザーは、基本的に成人に近い形でインスタグラムを利用できますが、上記のような制限を通じて安全性が確保されています。
まとめ
今回のインスタグラム制限強化は、特に16歳未満のユーザーを守るための重要な措置です。
非公開アカウントの自動設定やメッセージ制限、不適切なコンテンツのフィルタリングなどにより、未成年者が安全にSNSを利用できる環境になります。
保護者向けのペアレンタルコントロール機能も導入され、子どもの活動を監視しながらもプライバシーを尊重した管理が可能です。
16歳以上18歳未満のユーザーにも一定の制限が適用され、全体的に安心して使えるSNS環境が提供されています。
最後までお読みいただきありがとうございました。